まちのサイン計画臨海副都心シンボルプロムナード サイン計画1996

シンボルプロムナードは臨海副都心の有明・台場・青海各地区を結び全長4kmにおよぶ憩いの空間です。周辺には東京ビッグサイトや有明コロシアム、お台場海浜公園など話題のスポットがあります。

プロムナードのサインは、広場や夢の大橋などの主要施設ガイドとしての機能も持っています。サインは臨海副都心全体の誘導計画との連続性を保ちながら、景観と調和した眺望をさえぎらないデザインとしました。夢の大橋や海に向かう広場など見どころの解説や、触わりながら理解できる立体地図(触図)で、来訪者を積極的に案内しています。これらのデザインは眺望をさえぎらない形にしました。

触知図は目が不自由な人や小さなこどもにも、楽しみながら臨海副都心の全体像が理解できるよう凹凸の形状やテクスチュアを工夫しました。

さらに模型の段階で目が不自由な人に試してもらい、性能や情報量についてアドバイスを受け、詳細な検討を行ないました。