名古屋市交通局 サイン計画名古屋市交通局 旅客サインあり方検討2016

2015年(平成27年度)から4年間、名古屋市交通局の継続的なプロジェクトとして旅客サインの見直しが実施されました。初年度から3年間は毎年プロポーザルで設計者を決める方式でした。

2015年「旅客サインあり方検討業務」の公募型プロポーザルでアール・イー・アイは、「乗りこなせるバス・地下鉄へ--より多くの人に選ばれる都市交通、元気なバス・地下鉄になる--」を掲げ、設計者に採択されました。

実施方針として、次の4項目をあげています。

  1. わかりやすく快適な移動環境を生み出す。
  2. 現時点だけでなく、近い将来を見据えてあり方を検討する。
  3. 最小限のコストでわかりやすさを向上させる。
  4. コスト削減を利用者の不便につなげない。

名古屋市交通局のサインで特徴的なことは、電車とバスが一本化されたサインマニュアルという点です。同じ市内交通でありながら、電車とバスはその性格が大きく異なります。例えば時刻表ひとつ比べても、それぞれが違うシステムで運用されています。利用者にとって一貫性を感じられるように配慮しました。