名古屋市交通局 サイン計画移動調査 施行後の評価に基づくマニュアル見直し(移動調査)2019
旅客サイン見直しの仕上げとして2018年(平成30年度)には、実際の駅で弱視者や移動困難者および外国人グループらの協力を得て、マニュアルのサイン性能検証をおこない、必要な部分を改定しました。
検証に協力していただいた方々の評価は概ね好評でした。
- 地図式の料金表は乗車ルートと料金の両方が判るので便利、と各グループから好評を得た一方、壁面の大きな路線図は近づいて読まなければならない弱視者にとって表示の上部や下部が視野の中に収まらない。
- 車椅子使用者からは、床面のリーデイングラインは徹底して欲しい。ただ、誘導ブロックの中に設けられているため、遠回りさせられていると感じることもあるとの意見。
- 表示の色分けなどのルールを事前に知っていればもっとスムーズに移動できたと思う。事前周知を徹底して欲しい。
など、さらに検討が望まれる指摘もありました。