ホテル・リゾート施設のサイン計画メルパルク熊本(熊本郵便貯金会館)2004

メルパルクは会議・宴会・宿泊の各機能をもった会館です。県の施策であるユニバーサルデザイン(UD)のモデルをサイン計画で実現しました。

ユニバーサルデザイン先進地域である熊本県の新しい試みのひとつとして、サウンドスケープと統合したビジュアルサインや触知サインにより、案内を必要とする人には的確に情報を伝え、不要な人には邪魔にならない情報伝達の方法を追求しました。

たとえばフロア案内図は部屋や間仕切り壁が少し盛り上げてあるので触ることで図を読み取るができます。フロア案内図の本体にはスピーカーが組み込まれてあり、通常は軽くBGMが流れて位置を示していますが、表示面を触ると音声案内に切り替わります。

部屋の番号や避難経路図も触知できるサインです。