オフィスビルのサイン計画ThinkPark(大崎駅西口 E東地区)2007

日本の近代工業発祥の地である東京・大崎。駅西口地区再開発の一番手として2007年10月、ThinkParkが誕生しました。超高層ビル内部と屋外公共部のサイン計画は、地区デザインガイドラインの礎です。

ThinkParkは木々で囲まれた、超高層ビル(Tower)と商業施設(Plaza)や近隣提供施設(Areana)で構成されています。

  1. 屋外のサインはアクセシブル・ルート(だれでもが通ることのできる経路)の表示や、サイン本体の規格統一など公共性を重視し、地区全体に案内の連携を呼びかけました。
  2. 商業施設の案内サインは来街者の利便性を高めるとともに、店舗の営業に資するものであることを旨としています。
  3. オフィスにはいくつもの企業が入居しています。エントランスロビーに各社の顔であるロゴマークを表し、それぞれの玄関としてしつらえました。オフィス階のサインは、ビル全体の佇まいを維持しながら、入居各社の要望も取り入れられるデザインとしています。